忍者ブログ 
04 2024/05 06
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 
犬達の事を中心に色々雑多に
[13] [12] [11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3]
2024/05/18 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2014/08/13 (Wed)
ブログを通しての知人のブログの記事です。
「姪の結婚祝い」http://sabakujin4.jugem.jp/?eid=201#comments
イラン北部、トルクメニスタンとの国境近くに住んでいる人です。
旦那様方の姪ごさんが来年結婚との事ですが、あちらの結婚の祝いは1年前から始まる様で、花嫁となる女性側が花婿となる側の親族を招いてパーティをした時の記事です。
料理は全て家族で用意する訳ですが、料理を作る人、盛りつける人、部屋をそれように準備する人・・・家族だけでなく親戚の人たちの手伝いが無ければ大変な様です。

で、記事とコメントを読んで思い出したのが「結」。昔から日本では血縁と共に土地の縁(地縁)が強く、冠婚葬祭は勿論、家建て、家の修復、農作業など多くの場面で人が寄り、連携をもって行って来ました。私の住む地方の郷土史の本では昭和30年代初めの風景として茅葺き屋根の吹き替えの様子が載っています。確かに本職の職人さんもいましたが、多くが経験者を中心とした土地の人たちのマンパワーによって行われて来たそうです。

昔、親戚宅で、直径が1m余りもある大釜を見ました。くどが土間にしつらえてあり、そこに据えられていましたが、これは冠婚葬祭のときの炊き出し、蚕繭を煮るとき、または楮を煮るときなどの行事や作業に使われていたのだそうです。今では考えられない風景だったでしょう。

今はその結もなくなったと言われて久しいですが、共同作業が残っている地域もあるし、何かあるといつの間にか人が集まり、事が進んで行くのは今も変わらぬ風景だと思います。

結の精神は日本人の中に今でもしっかり残っているのだと思います、
PR
この記事にコメントする
name:
title:
color:
mail:
url:
comment:
pass: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
BENCH FACE


*ADMIN*
*link* 
*comment* 
*category* 
*entry* 
nyaoチャ箱♪
* ILLUSTRATION BY nyao *
忍者ブログ [PR]